通勤天国

いまにはじまったことではないが、電車通勤を再開して一年経って改めて思うこと。それは、通勤がなんて楽なんだろう、ということ。朝は、3日に2日は途中駅で座れるし、例え座れなくても、立って新聞を読むことはできる。
いつも使っている地下鉄が止まったときに、みなとみらい線に乗って出勤したときも、座席は結構空いていて、楽々座れた。横浜駅で人がどっと乗り込んできたときに、“東横線で座れる”ありがたみを実感したものである。しかし、日吉で降りようとしたら…、こみ過ぎていて降りれないっ!だからと言って武蔵小杉まで行ってしまったら遅刻するので、必死で人をかき分けてなんとか降りたが。ふう。
そして乗り換えたグリーンラインがこれまた空いている。座席を占領して横になって寝れちゃうほどだ(そんなことは決してしないが)。
その勤務地に向かう人が少ないから空いている、ということももちろんある。しかし、例え都内に通勤することになったとしても、楽だろうなぁ、としみじみ思う。人があまり住んでいないところに住むメリットは、こういうところにもあるわけだ。うー、中高生の頃にここに住んでいたかった。

それから、どうでもいい話だが、市営地下鉄が入線時に警笛を鳴らさなくなった!危険であろうがなかろうが、伝統的に全ての駅でプオン!と鳴らしていたのに。ホームドア化したのをきっかけに、やめてしまったのだろう。物足りなさと、伝統が失われた寂しさのようなものを感じている…。

資料の山

今日は、局から大量に送られてきた資料をさばいて終わった。資料が多いのは罪である。それなりに厳選して地域の人に渡したが、それでもほとんど読まれていない感がある。
最近の私のこだわりは、A4一枚の資料作り。情報を取捨選択するのに頭を使うが、できあがった資料がすっきりするのがよい。…局もそうしてくれないかなぁ。

結婚式スピーチ

大学友人(支援会の同期)の結婚式に参列。初のスピーチをしてきた。
友人と言っても、新郎の友人である。そういえば友人席に女性は私だけだったなぁ…。ま、支援会の人たちと話していると、自分が女性だったということをしばし忘れてしまうので、どうでもいいのだが。
会場はお台場の日航ホテル。素敵なチャペルだった。新婦入場で正面のブラインドが全部あがって、ガラス越しに眼前に海が広がるという、幻想的なもの。我々は楽しませてもらったが、緊張している新郎新婦の二人にはきっと景色を楽しんでいる余裕はなかったんだろうなぁ。
新郎友人として女の私がスピーチをするのも妙なのだが、他の二人にはそれぞれ出番があるので仕方ない。その二人は確実に盛り上げるだろう、ということは分かっていた。特に石井!それをプレッシャーに感じるのはやめて、おとなしく前座に徹しようと思ったら、気分的にはだいぶ楽になった。
出番が来るまでは、お酒以外はあまり口をつける気にならなかったが、前に出たら緊張もなくなり、無事に終えることができた。いちいち合いの手を入れてくれた支援会・応援指導部の仲間と後輩たちの存在がありがたかった…!新郎のお母様が、あとから「東京で何をしていたのか全く知らなかったんですが、今日お話を聞けて良かった!」とおっしゃってくださった。なるほど、スピーチにはそういう役目もあるのか、と知る。
そのあとの夫くんの歌も良かった。実力をいかんなく発揮していた感じ。ちょっとマイクの音(の設定)が小さかったかな。人前で歌うってすごい。
トリの石井については言うまでもない。事前に新郎から「綾小路きみまろならぬ、石井小路すすまろをする」と聞いてはいたのだが、石井小路を名乗らずとも、場は大爆笑だった。腕を一段とあげたなあ。
そんなこんなでとても楽しい結婚式だった。

韓国・韓国語編

大学で韓国語をはじめて、以来忘れないように時々ふれるように心がけているので、大学時代より進歩はした。しかし、いかんせん利用目的がないので、趣味の域を出ない。今の仕事ではまるで使う機会がないし、つまらないものだ。
一方、今回も会ってきた韓国人の獣医師のタマゴ・ヨンちゃんは、中国語・英語が割と堪能だが、それに加えて日本語も学ぼうとしている。幼い頃に習わされた中国語以外は、それぞれきちんと理由があることがわかった。アメリカで獣医師になりたいが、その前に日本の病院で研修をする機会に恵まれたときに機会を逃さないよう…というものだ。すばらしい。レッキとした目的があるからか、会うたびに日本語が上達している気がする。
自分が学ぶ場所と環境を貪欲に求めていく姿勢も、見習わなければ、と思った。私は、いまや職場の空気に毒されて、他力本願になりつつあるので…。

韓国・食事編

今回の旅で食べたものは次のとおり。
ソルロンタンと焼酎(夜中)、あわび粥・伝統茶(朝)、冷麺(昼)、焼肉(夜)、マッコリ(寝る前)、参鶏湯(朝)、伝統茶、ビビンパ(昼)(※ここで同期たちとさらば)、ドーナツとカプチーノ(おやつ)、紅茶、トガニタン(夜)、キムパプ(朝)、コンチチゲ(昼)、ドーナツとカフェラテ(口直し)
…とまあ、食べ倒した。
肉については、輸入牛肉か?という不安もありながら、なるべく考えないようにして食べてしまった。最近、つる屋の焼肉ばかり食べているから、さほどおいしいとも思えなくなってしまった。舌が肥えるっておそろしい。
ドーナツをやたら食べたわけだが、日本では大行列のクリスピークリームドーナツである。一度も食べたことがなかったので、ぜひ食べてみたかったのだ。韓国ではソウルのあちこちにあるようで、とても空いていた。なお、日本ではまだ5店舗しかないそうである。韓国では、注文をする前にサービスで一つドーナツが手渡される。できたてのドーナツはあたたかくてとてもおいしい。正直タダのものだけで十分だったのだが、めったに食べられないから、ときばって注文するのが貧乏人根性である。冷めたものを食べると、そのドーナツがとても甘いことに気付く。実は、日本にもおみやげで持って帰ってきたのだが、甘すぎるので処分したくなってきた。G30の観点からそんなことはしないが、もう十分に満喫した気がする。

韓国・トラブル編

ソウルでは、ちょうど牛肉輸入反対のデモが巻き起こっていた。韓国はデモが盛んなお国柄。土曜のソウル駅では、牛の着ぐるみを着た人たちが踊っていたりして、ずいぶんのんびりとした雰囲気だなぁ、と思っていた。しかし!日曜の夕方に、景福宮を通って三清洞というおしゃれな道に行こうとしたら、大勢の警官隊たちが整列して、道路を封鎖しているではないか!100人くらいの警官隊が、景福宮の壁沿いにずらっと、何隊も何隊も待機している。気になることがあったらすぐに尋ねる韓国人のヨンちゃんが、なんと警官隊に直接アタック。「三清洞に行きたいんですが大丈夫ですか?」(※もちろん韓国語)そうしたら、「そっち側は大丈夫。デモは光化門方面だから」という、なんとも緊張感のない返事が返ってきた。何事もなく三清洞に向かい、警官隊がうろうろする中を優雅にお茶なんて飲んでしまった。
翌日新聞を見たら、夜8時ごろに市庁前でローソクを持った人たちによる大規模集会が行われていたらしい。警官隊はあれから2時間以上も出番がなかったのだなぁ。仕事とは言え、頭が下がる。警官隊を観察してみたが、ほとんどがうら若いオニーチャンだった。警官ではなくて、兵役中の大学生を動員したのかしら?と思うほど、あどけない顔と、細い身体をしていた。実態やいかに?

韓国・美容編

女性だけで行くからには、エステ系は欠かせない。そこで、汗蒸幕(韓国式の熱いサウナ)がある天地然という店に行った。前回(昨年9月)と一緒だが。ワガママにも「アカスリはシタクナイけど、マッサージはシタイ」とのたまい、汗蒸幕ヨモギ蒸し・カッピング付きの全身マッサージを11万ウォンで受けてきた。日本人向けのお仕着せの基本コースを受けないということで割と放置されたため、自由に汗蒸幕に入れたのが良かった。
私が初体験だったのは、カッピング。かくして、背中にどす赤い円がいくつも描かれた。たいして気持ちが良いものでもないし、メカニズムがよくわからないから、効果があるのかどうか半信半疑だ。ところで、この跡はいつ消えるのだろうか。週末には結婚式があるのだけれど、それまでに消えてくれないと着るものに困ってしまうではないか。
それから、韓国ではB.Bクリームなる化粧品が流行っていた。美容液と化粧下地、ものによってはファンデーションまで兼ねてしまうらしい。どの化粧品やさんでも売っていて、買わなければおかしい、くらいの雰囲気があった。ネタとして一本お買い上げ。
余談だが、昨年一年間、某化粧品会社に派遣されていた友人が、旅行中、こまめに化粧直しをしていることに気付く。元々そこらへんはきちんとしていた彼女であるが、さらに完璧になっていた。一年間ですっかり習慣化されたらしい。美容は努力がなくては成功しないようだ。わが身を振り返って少し反省。