研修ジケン

またやってしまった、上司とバトル。四日連続の研修に行こうとして(連続と言っても朝晩は出勤して仕事をするのだが)止められそうになったので、何でいけないのかとたてついてしまった。
「この研修はぁ、そのぉ、このぉ、四日連続でいないとなると業務に支障が出ると思うんだけど…」「この期間のアポは何も入ってませんけれども、係長のほうで何かありますか?」「何ってことはないけど…他の業務にしわ寄せが来るんじゃ…」「他の日にしますので大丈夫です」「年休取っていったら?」「えええ!だって来月まさにやろうとしているワークショップの関係なんですよ。業務に思い切り関係するじゃないですか。なんで年休なんですか」(まつもとバクハツ。以下略)
私が行こうとしたのは某大学の集中講座で、テーマはワークショップ。無料で誰でも来てください、ということで市民団体から教えてもらって、前述のとおり来月ワークショップをやろうとしている私にとってはまさに「渡りにフネ」。こりゃいいと思って教授にメールしたら快く「ぜひきてください」とお返事をくれた。
えー、係長が言うには、以下の点から認めがたいんだそうだ。

  • 期間が長い
  • 業務に支障をきたす
  • その研修がほんとうに業務に役立つか分からない
  • 外部が主催する研修なので「正規のもの」ではなく、出張させる理由が立たない
  • 四日も行かせると他の人とのバランスがとれない

もはや難癖だな…。
何か用事が入ったらその日は行かないつもりだし、年休取れと言うなら(納得できる理由があれば)そうしたっていいが、授業の前後の時間に出勤するのはやめる…と言ったら、急にトーンがダウンして、バトル終了。そのほうが業務に支障が出るわけで、ご自分の言ったことに矛盾すると、お気付きになったのだろう。
ほんとうに行かせたくないなら、何か用事を言いつければいいのに。詰めが甘いと言うか何と言うか…。結局、今回の講座が業務と無関係であると言い切れなかった上司の負けとなり、講座に参加させてもらえることになった。
こういう係長が、職員がアントレプレナー制度や庁内プロジェクトに応募するのを阻害するんだろうなあ、と実感した。
今まで享受していた自由を奪われたことが不快だったわけだが、これまでが恵まれすぎていたんだろうなぁ、ということにも気付かされた出来事であった。