応対マナーを教える講師に

四月に入ってくる新採用職員に、応対マナーを教える講師をするようおおせつかった。数年前から、我が社ではマナー研修を外部講師に依頼するのをやめて、内部講師がしている。たぶん経費の節約のためだろう。
人前で話すことが苦手な私になぜ白羽の矢が立ったかというと、おそらく元上司のさしがね。私の推理では、研修担当課長が「講師のなり手が少ないから誰か紹介して」と元上司に泣きつき→元上司が私を推薦した、という流れだろう。
本人に断りもなく推薦するとは、それこそマナー違反だ!と思いつつも、研修担当の係長さんに電話で懇願され、引き受けてしまった。義理人情に弱いワタシ。
いきなり教壇に立たされるわけではなく、のべ三日間にわたって「マナー講師研修」を受ける。マナーを学び直すのはもちろん、講師としての話し方や講義の進め方も教わる。みんなの前で講義させられてばかりで、なかなかハードなプログラムだ。考えようによっては、話下手を克服するチャンスかもしれない。そう前向きにとらえるようにしている。
今日はその研修の二日目。自宅近くでまる一日研修を受けたあと、自分の職場へと移動しているところである。七時から会議のため…。さすがにしんどいなぁ。