横浜のチベット

チベット民族に対して失礼なので、公的にはこの表現は使えないが…。今朝はこのことをまざまざと思い知らされた。市営地下鉄が車両故障のため、新横浜〜あざみ野間で運休してしまったのだ。
地下鉄のほかに電車が通っていない地域のため、「終点」となった新横浜駅のタクシーのりば・バスのりばは大混乱。歩こうか待とうか悩んだが、結局、長蛇の列でバスを待ち、2本のバスを乗り継いで職場に向かった。職場についたのは、本来の始業時間から遅れること約一時間半の10時。相当遅れたなぁと思ったが、区役所入口には『地下鉄不通により職員が出勤できないため、体制が整うまで少しお待ちいただくことがあります」という貼り紙。そして職場にはまだ半分くらいしか人がいなかった。区役所には、区内在住の人は配属されないルールになっているので、始業時間には課に一人ずつくらいしかおらず、開店休業状態だったらしい。しかも、始業時間に間に合ったのはみな車かバイクで来た人たちだった。これって、危機管理上どうなのだろうか?災害のときが空恐ろしい。
なお、私が着く少し前に地下鉄は復旧したと言うから、しばらくお茶でも飲んで待っていたほうが賢明だったことになる。駅で見知った顔をいくつも見てしまい、小心者としてはサボる気になれなかったのが敗因か。
あとは、かつてアタマの中にたたき込んだはずの市バス路線図が、うまく思いだせなかったのはショックだった。川向町に行くなら41系統…という記憶しかなく、かなり遠回りするということを41系統に乗り込んで路線図を見てはじめて思い出したのだ。乗ったその場で「やっぱり降りますっ!!」と言っておりた。路線を忘れていたことがなんだかとても恥ずかしくて、「返金していただかなくていいです」とそそくさと退散したが、結果としてバス代で630円も使ってしまったのは口惜しい。
今後に備えて、バス路線の復習と、コーヒー屋のチェックをしておかなければ…!