マンション購入のススメ

いま住んでいるマンションは皆さんご承知のとおり購入したものだが、めでたく(?)4年目を迎えた。就職2年目(24歳)でマンション購入の契約をし、3年目(25歳)でマンションが完成、移り住んだ。しめて、1LDKで2500万円超のおかいもの。
当時、明確な将来の人生設計があったわけではなかった。唯一、ずっとワーキングウーマンでいるぞ、ということを決めていただけだ。
結婚するかどうかは分からなかったが、どちらに転んでもいいように、ということは考えていた。
結婚した場合は、しばらく住んだのち、人に貸そうと考えた。そのためにも、貸しやすい物件を買うようにした。具体的には、駅に近く、割と人気のエリアを選ぶようにした。そして、2軒目も買えるように、あまり高いマンションに手を出さないようにした。
逆に、結婚しなかった場合は簡単だ。そのまま住み続ければいいだけなので。
女一人でマンションを買うという大胆な行動に出たので、「何考えてるんだろ」という目で見られることもあるが、これでも「石橋をたたかずに、救命ボートをかついで渡る」タイプなので、石橋が流されたときのことも一応考えてある。つまり、考えなしで買ったわけではないんだ、ということは言いたい。
その後、結婚をして、しばらくこのマンションに住むことになり、ある程度計画通りにすすんでいるわけだが、マンションのおかげで一般の新婚さんより住居費が少ないので、だいぶ楽をしていると思う。前にも書いたが、管理費やら税やらを入れても月8万円なので。
そんなわけで、今のところはうまくいっている。
もちろん、色々な条件が重なってうまくいっているわけだし、今の家に不満がないわけではない。そのあたりは今度書くことにする…。以上、『共働きで「家を選ぶ」ということ 〜妻が仕事を辞める家、辞めない家』(杉山由美子著、WAVE出版)という本を読んで触発されたので書いてみた。