おうちコープ

今の家は、通勤には便利だが、近くに「使えるスーパーマーケット」がないため、おうちコープという、生協の個人宅配を始めることにした。
集配は週に一度。注文書を提出し、その翌週に商品が届く…というシステムである。
うちのマンションには火曜の午前中に来てくれるのだが、平日の午前中なんて当然のごとく家にはいない。「お留守にするときは、お出かけのときに玄関前に注文書を置いていってください」とのこと。2日前からあれこれ選んで注文書をばっちり完成させておいたのだが、今朝は寝坊して大慌てで家を出たため、…注文書を家の外に出し忘れてしまった。
今日が本当の初回だったので、コープの担当者から仕事中に携帯に電話が入ってきた。
まつ「す、すみません、注文書出し忘れました」
コープ「では明日電話注文でも受け付けられます」
まつ「仕事してるんで昼間はのんびり電話できないんですけど」
コープ「…」
という感じで、早くも暗礁に乗り上げつつある。朝はゴミを捨てに行く時間の余裕すらない人間が、おうちコープに手を出そうなんて無謀すぎたのだろうか。
インターネットで注文できるというので急いで会員登録をしてみたら「パスワードは一週間以内に郵送します」だとさ。遅すぎる…。だんだん怒りがこみ上げてきた。
「共働きの方向けに」というのがうたい文句だが、はっきり言ってあまり働いている人たちのニーズを捉えていないと思う。注文書を出し忘れたら一巻の終わりだし、平日の午前中に届けられるんじゃあ、家に帰る頃にはお肉も冷凍食品も全部だめになってしまう。
しかも、今日ここに至るまでには、

  • コープの店舗に出向いて組合員登録をし
  • おうちコープの申込みはがきを送り
  • おうちコープの担当者が我が家にわざわざ来て説明をする

という3つのステップを踏んでいる。たった3つと言うなかれ。これでしめて2か月はかかった。コープの店舗は近くにないので、わざわざ出向いたわけだし、家にあまりいないのに「ご自宅に行きます」と言われても困る。
これを機に、規則正しい生活をするしかないのだろうか。