旭川

eriko11282006-02-12

ここ2、3日、胃の調子が悪く、「食事力」がガタ落ちしている。それで半日仕事を休んだりしたのに、週末の旭川行きは決行してしまった。母と二人旅。
第一の目的は、食べること。梅光軒でラーメンを、かに紅船白梅で海の幸を食べてきた。一番満足したのは、かに紅船。毛がに半身とたらばの足1本、その他かにづくしの料理を食べて、一人あたり5,000円ですんだ。胃の調子が悪いのはどこへやら。がつがつ食べてきた。現金な胃だ。なお、昔家族で行ったことのある花まる亭には、絶対に行きたかったのに、なんと臨時休業。残念だ。また行かねば。
第二の目的は、旭川冬まつり。札幌雪まつりと完全に日程がかぶっているからだろうか、観光客はほとんどおらず、地元のお祭りという雰囲気だった。自衛隊員が作ったという世界一大きな雪像は、さすがに迫力があった。ステージにもなるし、雪像の中ほどまで上ることも出来て、楽しめる。ただし、大雪像は1つだけ…。この製作にすべてをかけているようだ。
そして第三の目的が、旭山動物園。ここは、動物を檻の中に閉じ込めておくだけではなくて、その生態を魅力的に見てもらおうという試みをしている、ということは紹介するまでもないだろう。いま話題の動物園だけあって観光客があふれていた。冬ならではのペンギンのお散歩の様子が見れたのが、何よりの収穫。
ところで、今回の旅の直接のきっかけは、旭川市役所の方がアポなしで(!)いきなり視察に来たことである。旭川は父親の最初の単身赴任地だったこともあって、かれこれ15年ほど前に何度か遊びに行ったことのある懐かしいところだったので、その方と旭川ばなしで大いに盛り上がってしまった。「いやー、久々に行きたいんですよね」と何気なく言ってみたら、「2月に冬まつりがあるんですよ。大雪像は圧巻ですからぜひきてください」と言って、パンフレットを大量に置いていったのである。それで実際に行くほうも行くほうだが、いつかは母と来たいと思っていたので、ちょうど良かったわけだ。その方のおかげで、感慨に浸るばかりでなく、旭川を楽しめた。さすがに土日は休庁日なので会いにはいかなかったが。
え?旅費?ほとんどすべて親もちである。情けない娘で申し訳ない。