協賛

イベントに企業協賛をつけるにあたり、さすがにこればかりは自分で企業まわりをしなければならないなーと思い、かなり憂鬱だった。
係長は「また○○にお願いしようかなー」と頭を抱えてしまっていた。そこには、よく小額の広告や協賛をお願いしており、すでにずいぶん頼ってきてしまっていた。そこへ今回の高額の協賛をお願いにいったら、それこそ「おつきあいで出す広告」になってしまうので、私としてはやめたかったわけである。とは言え、対案がないと前に進まないので、だめもとで50以上の広告代理店に企画書を送ってみたら、数社から、案外良い反応が返ってきた。
こういう場合、広告代理店は、新たなクライアントに営業するわけではない。自分のところで抱えている、又は付き合いのあるクライアントに声をかけるのだ。広告代理店もまた、企業まわりという、ストレスのかかる余計な仕事はしたがらない。
我々にしてみれば、新しいクライアントだろうが既存のクライアントだろうが構わないわけで、自分で企業まわりをしなくて済むのであれば、ほんとうに御の字である。
サイは投げられたので、うまく成約することをひたすら祈る。