八方尾根スキー

eriko11282007-12-30


昨日から一泊二日で、八方尾根にてスキーをしてきた。夫が「常宿」にしているペンション(写真)に泊まり、夫の会社のお友達がクルマを出してくれた。
夫と夫のお友達は、入社してほどなくスキーにはまり、年間数十日もこの八方尾根に通って滑りまくっている。いわゆるスキーバカだ(失礼)。夫はもうそんな生活をしなくなってしまったが(私のせい?)、お友達のほうは健在。二人ともスキー一級というだけあって、さすがの滑りである。一緒に滑るのが申し訳ないくらい。ただし、教えるのもうまくて助かった。お友達のほうは準指導員を目指して練習を重ねている。がんばってほしい。
自分のスキーのほうは…。眠気と疲れで、正直、初日の午後は宿で寝ていたい気分だった。しかし、夫から「パラレルを目指しなよ」という目標を与えられ、俄然燃えはじめる。二人の名指導員のおかげで少しだけパラレル化に成功。しかし、二日目に大雪が降ってしまって全てがおしゃかに。前が見えない恐怖心からフォームが崩れ、結局もとに戻ってしまったような気がする。修業せな。
ところで、件の常宿は、チェックイン・チェックアウトの時間はなきに等しい。帰る日にも、部屋で着替えたり、スキー後にお風呂を使ったりしてOK。スキー板も置きっぱなしで帰る人もいるし(=夫)、買ったスキー板を店から宿に直送する人までいる…。
こんな宿ははじめてだ。ほしいサービスがすべて揃っていてすばらしい。連続テレビ小説どんど晴れ」で言うところの、「来る者帰るが如し」、つまり「お客さんが家に帰ってきたように感じるおもてなし」に近いものがあると思った。おもてなしと言うより、そういう雰囲気と言うべきか。そこはあまり客をもてなさないので(笑)。宣伝はせずに、紹介で来る客ばかりだとか。そんな感じで居心地が良いので、いりびたる客が多い。みんなスキーバカ。周りのお客が皆、準指導員だとか正指導員だとかいうレベルなので、互いに影響を受けるのだろう。夫たちがスキーにはまった背景が垣間見えた気がして、なかなか良かった。