酒びたり週間@送別会

一昨年お世話になった係長が退職することとなり、当時の課のメンバーで集まって送別会をした。
一昨年、新任係長としていらしたときには、初めての局、初めての人間関係、そして重要な職務に、さぞ苦労されたであろう。一見「助けてあげたいな」と思わせるタイプで(失礼だ…、でもあくまで見た目)、できるかぎりお手伝いしようとしたつもりである。異動しようかやめようか、本気で悩んだのも係長が気がかりだったから、というのもある(結局係長に後押しいただいて、異動したが)。
当時、局長から一足飛びに指示(しかも漠然としたもの)が来ることも多く、皆で頭を抱えつつ、手探りで新たな手法に取り組んだことが忘れられない。特に、芸能人・有名人にも広報に協力していただいたあの事業。係長と先輩を含めて全員がフル稼働で有名人のコメント取りに奔走した充実感。その後のお客様からの反響も大きく、思い出の一つである。
また、そのようなことをしていると当初の予定(予算)どおりにはいかなくなるので、今までの広報媒体・広報の手法にグサグサとメスを入れたりもした。カレンダーを無料配布するという時代遅れな事業をどうしてもやめたかったのだが、内部の意見対立が激しかったので、ひとまず有料に切り替え、売れないことを実証したのである。その後私は異動したのだが、係長があとを引き継いで、無事廃止へと持ち込んでくださった。あるいみ係長が自由にやらせてくださったので、そのように望んだ結果が出せたわけだ。いい経験が出来た。
そんなわけで、たった1年のお付き合いではあったが、思い出深い1年だった。感謝している。
退職後は起業するらしい。成功したら、まつもとのマンションを事務所として借り上げてくれるらしい。ほんとかな。今後のご活躍を心からお祈りしたい。