インターネット上のゴミ

ゴミと言っては不謹慎かもしれないが、人が死んだら、それまでその人が管理していたこういう無料日記や無料WEBのデータはどうなるんだろう…ということを考え出して止まらなくなった。自分が死んだあとでもメールアドレスやWEBページだけは生き続けるというのも気持ちが悪いものだ。
○年ログインしなかったら捨てるとか、そういう措置がなされていればよいが、「一生有効」ということを打ち出している慶應の塾員アドレスなんかは、そんな措置はおそらくしていないし、できないだろう。原始的な方法だが、自分がネット上のどんなものに参加しているかということを、きちっと記録しておいたりして、死んだら家族や相続人に削除してもらうのがベストなのかもしれない。
それはインターネットに限ったことではない。前に仕事で会員の個人情報を管理していたことがあったが、「宅の主人は亡くなりました」などというお電話をいただいてはリストから落とし、宅急便が戻ってきてはゆうぱっくで送りなおしたり電話番号を検索したり…と、それこそ管理が大変だった。どんな情報でもそうだが、集めて満足するだけではなくて、あらかじめ有効期限をとり決めておいたりしないと、あとで(管理者としての)自分の首を絞めるんじゃないかな、と思う。