転勤族の妻たち

沖藤典子著「転勤族の妻たち」(講談社文庫)をブックオフで購入。
自身の体験のほかにも、インタビューによって9人の事例がとりあげられている。まさに十人十色。色んな人が色んな人生の選択をしていることがわかり、おもしろい。
ただ、「結果オーライ」のケースばかりが紹介されていて、転勤により不幸を招いた事例がないのがやや不満である。また、「転勤問題にどう向き合えばいいのか」までは言及されていない。
転勤をテーマにした著書がほかにもあるようなので、読んでみたい。