上野動物園:動物解説板の広告企業、第2弾募集−−都、施設整備費用ねん出で /東京(毎日新聞 2005年4月22日)

 動物園にとって最も有利な条件になっていることからも分かるように、これはすごく強気なやり方だ。このように報道されることで周知が図られるので、きっと成功するだろう。それがくやしい。
 広告代理店にならまだしも、「お客様に値段をつけさせる」という姿勢が鼻につく。しかも最低入札価格付きで!
 それから、あまり人気のない動物の場合、売れ残ったらどうするんだろうか、というところは注目すべきところだ。広告代理店を挟みづらい仕組みなので、売れ残ったら自前で営業か?!
 とは言え、最近になって、新聞記事だけを見て「この売り方はいい/悪い」と言うのはあまりよくないのではないかと思えてきた。新聞はあくまで「市民向け」であり、「企業向け」ではない。市民にとっては、役所>企業でないと納得できないわけで、自然、新聞記事も役所のやっていることを評価しようとそういう書き方をするだろうから。
 実際はどうなのだろう?